内定承諾書を提出してしまったけど、内定辞退をしたいときは

内定承諾書を提出してしまったけど、内定辞退をしたいときは

内定

内定をもらうと企業から内定承諾書を渡され、署名、捺印をします。書類には「正当な理由がない限り内定辞退をできない」と書かれている事が多くあり「これを書いたら内定辞退できないの?」と不安になってしまう人もいるでしょう。内定承諾書にサインをしたら内定辞退はできないのでしょうか?

■内定辞退について知っておこう

内定承諾書はなんの為?

長い就活(就職活動)を終えると内定承諾書を渡されます。しかし内定承諾書とはなんでしょうか?

内定承諾書は名前の通り、書面に捺印、名前、住所、を書いて内定を承諾するかどうかを確認する書類です。

企業は時間とお金をかけて、優秀な人材を選び抜いていきます。内定が決まると新入社員を迎え入れる準備をしますが、内定者に突然の内定辞退をされると今までの時間もお金も水の泡になってしまいます。

なので、内定承諾書に「正当な理由がないと内定辞退できない」と記載する事により、学生達に「これを書いたらここで働く」という、決意や心理的プレッシャーを作って、内定辞退を防ぐ役割があります。

内定承諾書を提出後でも内定辞退はできる

しかし学生は内定辞退をする事が可能です。内定承諾書は法律的な拘束力がなく、民法627条において「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる」と記されています。

そもそも内定は、双方が契約を解約する権利を持っているもので、企業側も正当な理由があれば、解約することができます。一方労働者側の学生は特に制約がなく、入社日の2週間前までに企業に伝えれば、契約を解約する事が可能です(2週間をきってしまった場合、契約上は、その会社に一旦就職して退職した扱いになります)。

いくら制約がないからといって、内定を辞退する事は、企業に迷惑をかけてしまいます。また大学の信用がなくなり、大学の後輩にも迷惑をかけてしまう場合もあるので、辞退するかは、しっかり考えて決めましょう。

■内定辞退の理由をもう一度整理する

誠意を込めて謝罪しよう

内定辞退をする事を決めたら、1日も早く企業に連絡しましょう。内定を辞退する事を伝えるのを気後れしてしまう気持ちはわかりますが、企業は内定者が決まったらば、受け入れ準備をしています。机や椅子などの備品も新たに購入するかもしれません。なので、後になればなるほど企業にかかる迷惑は大きくなっていきます。

内定辞退を伝える場合は、メールより電話で伝えましょう。その方が誠意は伝わりやすいですし、内定辞退のような重要な連絡は電話でするのがマナーです。電話でしっかり内定辞退の理由と、誠意を込めて謝罪をしましょう。また電話で謝罪をしてから、手紙でも謝罪した方が相手に誠意は伝わりやすいです。

■手紙で内定辞退するときのポイント

■メールで内定辞退するときのポイント

■【例文有り】内定辞退は電話がベスト?

内定辞退で損害賠償を請求されたら?

内定辞退を伝えると「損害賠償を請求する」と言ってくる企業もあるみたいです。しかし、もし企業から損害賠償を請求されても支払う義務は法律上ありません。冒頭でも述べましたが、民法627条で「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる」とされているので、支払う必要はないです。

また、損害賠償を本当に請求する企業はほとんどありません。もしも裁判になったとしても、お金もかかりますし、メディアに取り上げられたら、会社のイメージに傷がついてしまう可能性があります。なので、そこまでして学生を訴える企業はなかなかないでしょう。

■オワハラ(就活終われハラスメント)とは?


内定辞退は迷惑がかかる事を認識して対応しよう!

内定後、内定承諾書にサインしてしまっても、内定辞退はできます。内定辞退を決めたら、なるべく早く企業に連絡を入れましょう。しかし、いくら法律では内定辞退をすることは可能とはいえ、内定を辞退することは少なからず、企業に迷惑がかかってしまいます。

■内定後の流れを解説、内定者懇親会や内定辞退、オワハラ、内定式、留年の対処法

相手も人間ですので、内定辞退を伝える時は電話や手紙で精一杯、誠意を見せることが大切です。そういう誠意のある態度で、大学や後輩にも迷惑をかける可能性が低くなります。また、将来その企業の人と会う機会がないとは、言えません。その時に恥ずかしい思いをしないようにしっかり対応しましょう。


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