履歴書の得意科目欄の書き方を工夫して、就活を有利に進めよう(例文あり)

履歴書の得意科目欄の書き方を工夫して、就活を有利に進めよう(例文あり)

履歴書

就職活動の履歴書やエントリーシート(ES)に項目がある「得意科目」。無難な質問ですよね。普通に答えても良いのですが、せっかくの質問項目、のちの面接も想定して自己PRに活用した方が良いでしょう。

得意科目欄の答え方や注意点などを例文を挙げて紹介します。

採用する際の重視ポイント

一般社団法人日本経済団体連合会の2016 年度 新卒採用に関するアンケート調査によれば、新卒を採用するに当たって、学業成績を重視した比率は、「かなり重視した」「やや重視した」とする企業が、全体の55.3%となっており、2016年に比べて10.7ポイント上昇しています。

つまり、学業もしっかり見ますよ!という傾向にあるということです。

学業は、学生の本分です。その中でも就活生が「得意」としている科目は、勉学に直結するものです。企業が重視する学業成績面をアピールするチャンスです。

 

なぜ企業は得意科目を重視する?

学業をしっかりやっているという事は、仕事もしっかりやってくれると、企業は考えています。その中でも「得意科目」は、就活生の個性が出ます。

民法なのか、刑法なのか、マクロ経済学、心理学なのか、流通学なのか?

企業の人事にとって、就活生の考え方、行動様式などを知る良いチャンスでもあるのです。

得意科目欄の書き方のポイント

以下では履歴書の得意科目を四つのポイントにまとめ、例文を挙げています。

好きではなく得意な科目を書く

得意科目を好きな科目と勘違いしている就活生が多いようです。好き嫌いというのは、個人の好みです。好きということは、成果は関係ありません。

下手の横好きなどと言いますが、好きな科目名を書く人は、成果を重視していない人という印象を持たれます。

仕事は趣味ではありません。成果を出してこそ仕事です。

得意科目は高校時代ではなく今の科目

今、大学や大学院で学んでいる科目ではなくて、高校時代の科目を得意科目という就活生がいますが、これもNGです。

企業の人事担当者が、どんな印象を持つか、よく考えてみましょう。

高校時代の得意科目を主張するという事は、今現在は得意科目が無いと言っているようなものです。

学習に力を入れていないという証拠になります。

得られたものは何か

学習した科目自体というより、その科目を学習するプロセスで得られた成果を、企業は重視します。

学習の過程で苦労したことや、工夫したこと、学習することによって分かったことなどを持っているということは、企業での仕事でも同様の成果が得られると考えられるからです。

仕事との関係を意識する

得意科目を学んだことが、志望先企業の仕事に関連している場合、さらに強いPRになります。

仕事に直結している科目はもちろんですが、得意科目で得られた体験が仕事にどんな風に活かせるかを説明できれば、志望動機の本気度が伝わります。

 

得意科目に関する【例文】

具体的な書き方として、項目名だけを記述する欄と、論述する欄のパターンがあります。

ここでは、経営学部や経済学部で学ぶ科目をサンプルとしています。

項目名だけのパターン

・経営戦略論(経営戦略フロー、SWOT分析)
・会計論(企業会計情報システムの今日的活用事例)

論述するパターン

 

【経営戦略論】
実際にある企業の事例をもとに、経営戦略の全体の流れやSWOT分析による企業の戦略方向の立て方を学びました。この事により、会社や事業の進め方を具体的に知ることが出来ました。営業職として新規取引先を開拓する時などに活かしたいと思います。

【会計論】
会計学の中で、企業で実際に活用されている汎用の会計システムを複数調べて、機能の違いを比較検討することで、企業の求めている会計機能や分析すべき会計データを知ることが出来ました。この事は御社の管理部門の仕事に直接活かせると考えています。

これらの例文ように、志望する企業の業界や職種に活かせるという記述があると、他の就活生との決定的な差別化も出来ますね。

 

就活の履歴書、「得意科目」の書き方まとめ

就職活動における得意科目の重要性と考え方、例文を使った記述の仕方を見てきましたが、いかがだったでしょうか?

得意科目自体の内容は、企業の人事担当者は詳しくありません。

どちらかと言うと就活生の方が専門家です。

そういった意味で、学生側に有利な記入項目といえるでしょう。

ぜひ得意科目の学習で培ったもの、仕事との関わりを説明して自己PRにつなげていきましょう。

履歴書に関するまとめ記事も参照してみてください。

■履歴書の書き方、正しい考え方を質問項目ごとに解説(まとめ)

 


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