就活に使える「学生時代頑張ったこと」の書き方

就活に使える「学生時代頑張ったこと」の書き方

自己PR

就職活動が始まると、最初にすべきことはエントリーシートの記入です。就活生からはESとも呼ばれています。このエントリーシートでは、「学生時代に頑張ったこと」を記入する欄があったり、自己PRするスペースもあります。どんな内容を書けば良いのか、例文も交えて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

頑張ったことの結論は先に述べ、内容は具体的に書くこと

就職活動での面接やエントリーシート(ES)の基本になりますが、結論から書くのが基本です。
何をどう頑張ったのかは、まず最初に述べましょう。採用担当者はたくさんの就活生の資料を見なければなりません。
結論の見えないだらだらと長文を書いてしまうと、採用担当者が読む際に面倒くさく感じられ、スルーされてしまう可能性もあります。

 

例えば、
A「私は学生時代に少しでも社会勉強をしたいと思ったので、アルバイトを始め、努力した結果、そこでバイトリーダーになりました。」
B「アルバイトを頑張り、バイトリーダーになりました。」

と二つあった場合、結論を最初に言い切ってしまうBの方が相手の印象に残ります。そのあとで、なぜアルバイトを始めようと思ったのか、どう努力したのか、工夫した点などはあるかなどを述べます。

結論が先に来る方が、冗長になりませんので、まず頑張ったことの内容を言い切ってしまいましょう。
そして、具体的にどう頑張ったのかという点も大切です。例えば、バイトリーダーとして頑張ったのなら、新入りのアルバイトの教育指導を率先して行ったことや、シフト管理を任されたことなど、何をやってきたのかも書きます。

アルバイトであっても、仕事であることに変わりはないので、責任感を持ってどう対応したかなど、具体的な話を交えて描いてみてください。ESを読んだ人が、「この人に会ってみたい」と思うように、ストーリーを交えると良いでしょう。

 

数字を使うことで、定量的なデータを提示することも大切!

どう頑張ったかを記す上で大切なのは、客観性です。客観的に見て、頑張った証拠が一目で分かるような書き方をしなければいけません。次の二つの例文を比べてみましょう。

A「私は塾講師のアルバイトを頑張り、生徒の成績を上げました。」

B「私は塾講師のアルバイトで生徒の成績を30点上げるよう指導しました。」

この場合では、Bの方が、説得力があると思いませんか。

採用担当者は、特にアルバイト経験を重視しているわけではありません。何をどう頑張ったのかというプロセスを重視しています。そこで、頑張りが分かるような書き方が必要となってくるのです。

新卒採用は、ポテンシャル採用ですから、やる気や人柄を見られています。この人を採用して、将来的に会社の利益になるだろうかという部分を判断されます。特にアルバイト経験やサークルや部活での経験での結果を求めているわけではありません。

よくありがちなのが、自分を評価してもらうために、あれこれたくさんの経験をESに書いてしまいがちですが、手広く色んなことをやったからといって、必ずその書類選考に通るとは限らないのです。やったことよりも、プロセスを重視しますので、一貫性のある内容に仕上げなくてはなりません。

書類選考ではプロセスを重視される。通るエントリーシートの書き方

先にも述べましたが、特に色んなサークルに入ったり、アルバイトを頑張ったからといって、必ず書類選考が通るとも限りません。

なぜなら、採用担当者は、それらに特に興味があるわけではないからです。では、なぜ就活で学生時代に頑張ったことをESで書かねばならないのでしょうか。

採用担当者は、受け取ったESから分かるその人の人柄や、将来性を見たいわけです。
自分の人柄や、可能性を伝えるためには所属していたサークルや部活、アルバイトに対して、どんな思いで取り組んでいたのかを書くと良いでしょう。

例えば、塾講師のアルバイトをしていたという文の場合を見てみると、

A「塾講師のアルバイトを熱心に頑張りました。」

B「塾講師のアルバイトでは勉強が苦手な子どもが、勉強を好きになれるように小テストを工夫して作りました。」

Bのプロセスに重点を置いたタイプの方が人柄が伝わって来ますね。自分のことをよく知ってもらうためには、プロセスに重きを置いて書くことを忘れずにしましょう。

頑張ったことの目標や課題をしっかりと書く!

ただ単に、何かを頑張りましたと書くよりも、明確なゴールがある方が、「この人はしっかりとしている」という印象を与えます。頑張ったことの目標や課題については、エピソードを交えて書くと、より信憑性が高まります。

先にも述べたように、採用担当者は活動内容そのものに興味があるわけではありません。また、プロセスに対して重点的に見ているので、その中で何を目標としてやってきたのかが大切になるということです。

特に目覚ましい結果が出ているのならば、それを先に述べるのは必然ですが、そうでなくとも、きちんとした明確な目標があって、物事に取り組んでいたのであれば、それを書きましょう。

先のアルバイトの例文から考えてみます。塾講師のアルバイトをしていたとして、

A「私は生徒の成績が上がるように、塾講師として頑張りました」

B「私は塾講師として、点数を上げて貰うために担当の生徒の苦手分野を分析して、テストで良い点を取ってもらうよう努力しました。」

漠然とした内容のAに対し、Bは信憑性があり、イメージしやすくやっています。

この場合、塾講師として頑張ったという中で、さらに何をどう頑張ったのかという工夫が見て取れます。そのような頑張りも、先ほど述べた人柄を伝える良いポイントとなるでしょう。採用担当者は、そのエントリーシートを見て、「この人は仕事に創意工夫を持って取り組んでくれそうだ」と考えます。そのような内容を盛り込んで書くことが、書類選考通過の第一歩です。

苦労したことや困難を乗り切ったことも書いておくと良い

サークルや部活、そしてアルバイトでも何かしらトラブルや困ったことがあったはずです。そんな時に、どうやって乗り切ったかを書くことも、とても大切なことです。

社会人になると、いつ何が起きてもおかしくはありません。新人の間は、先輩は助けてくれるかもしれませんが、自分に後輩ができるようになったら、独り立ちをしなくてはならなくなってきます。そんな時に、「この人は頼もしいな」と先輩や上司からも、後輩からも思ってもらえるような社会人になっておくべきです。もちろん、周りの協力をうまく要請するのも、社会人に必要なスキルの一つです。

では、どんな風に苦労したことや、困難を乗り切ったことを書けば良いのでしょうか。例文を挙げてみますので、参考にしてください。

A「私は塾講師のアルバイトをしていて、生徒の成績が伸び悩んでいましたが、努力して点数を上げることに成功しました。」

B「私は塾講師のアルバイトをしていましたが、成績の伸び悩む生徒には、苦手な問題だけを特訓させるようにして、点数を上げることに成功しました。」

Aは何をどう努力したのか、工夫が伝わってきませんが、Bは成績を上げるために何をどう工夫したのかがわかります。乗り切るための手段や、プロセスを書くということがとても大切です。ですから、ここは自分なりに何をどう工夫したのかということを、具体的に書くようにしましょう。

採用担当者が「この人は、自分で道を切り開く可能性があるな」と判断すれば、書類選考に通りやすくなります。漠然とした内容では、書類選考に通らないというわけです。

 

 

取り組んだことの結果もきちんとエントリーシートに書くべき!

先に、頑張ったことの内容で、特に素晴らしい成績をあげた場合などは、一番初めに書くと良いと書きましたが、それ以外のこともきちんと書きましょう。

頑張った結果、それがどうなったのかを書くことで、よりエントリーシートに重みが出ます。
もちろん、頑張って取り組んでも、上手くいかないこともあります。ですが、それを教訓に、次はどうすれば良いかと振り返ることも、また需要なことの一つです。

では、頑張って取り組んだ結果はどのように書けば良いのでしょうか。例文を見てみましょう。

私は塾講師としてアルバイトを頑張りました。生徒の苦手分野を分析して、入試対策問題を作成し、それを繰り返しやらせた結果、最初は無理だと言われていた志望校に合格させることができました。

これだと、先ほど述べた工夫した点も入っていますし、その結果どうなったかという部分にも触れていますので、読んでいて分りやすいと思います。もちろん頑張ったのは、受験生本人でもありますが、そうするために自分が工夫した点も入っているので良いでしょう。

では、頑張ったけれども、あまり結果がついてこなかった場合はどうすれば良いのでしょうか。部活動で例えてみます。

私は大学の公式テニス部に入っており、キャプテンとしてほぼ毎日練習を欠かさずやってきました。地区大会では優勝しましたが、次の相手で負けてしまいましたが、一つのことを頑張り続けることで、ひたむきに努力する大切さを学びました。

この例文では、結果は思うように出せなかったけれども、それでも自分が得たものは何かということが書かれているので、採用担当者の目に止まることとなるでしょう。

繰り返し述べますが、採用担当者は書類選考の中で、どれだけ素晴らしい成果をあげたかということを求めているわけではありません。ですから、頑張ったことが成功していようがしていまいが、どんな風に努力して、結果何を得たのかという点を見ています。

頑張ったことから何を感じたり学んだりしたかを書くことも大切!

エントリーシートは大量に送られてきますので、採用担当者は、書類選考で面接に呼びたい人を選びます。

何千、何万通と送られてくる企業もあるでしょう。すべての人に面接をするわけにはいかないので、エントリーシートで浮かび上がる人柄や可能性を重視しているのです。

頑張ったことはたくさん書けば良いというよりも、自分はそこで何を感じたり、学んだのかを重視した方が一貫性のある内容になります。エントリーシートでは、頑張った結果自分がどう思ったのかということを書くことで、その人の性格が浮かび上がります。

例えばアルバイトを頑張ったとします。お金欲しさに始めたアルバイトでも、「人から感謝されることに嬉しさを感じたので、人と接する営業を志望しています。」などと書くと、なぜその人が、その仕事をしたいのかという理由に厚みが出ますので、すでにやりたい職種が決まっている場合は、このように書くのもテクニックの一つです。

自分はどんな職種に就きたいのかということに関して、できるだけ早くから考えておいた方が良いでしょう。自己分析は案外時間がかかるので、エントリーシートで頑張ったことと、やりたい仕事を関連づけて書くのに、手間取ってしまうからです。
また、部活動やサークルを頑張った人はどのように書けば良いのか例文を見てみましょう。

リンク【自己PRでサークル活動をうまくアピールする就活のテクニック(例文あり)】

このように書けば、なぜこの部署に入りたいのかという理由がわかりやすくなります。チームワークは、社会人にとっては必須のスキルです。中でもマーケティングや、企画などといった部署は、個人プレイではなく、皆と協力しあうことの方が大切ですから、学生時代にそうしたグループワークの体験があれば、活かすことはできるでしょう。


まとめ

ESで書類選考を突破するためには、今回ご紹介した例文を参考にして、具体性と客観性のあるわかりやすい内容にして、「この人と会ってみたい」と思わせるテクニックが必要です。

まずは、頑張ったことを羅列していって、そこから、なぜ頑張ったのか、どのように頑張ったのか、そもそも始めたきっかけは何か、など書き出していきましょう。これがES作成の一歩です。

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