自己PRで「真面目」押しで行くときの注意点

自己PRで「真面目」押しで行くときの注意点

自己PR

面接やエントリーシート、履歴書で、自身の真面目さ、誠実さをアピールするのはとても大事なことです。会社にとって誠実に勤勉に働く人材は不可欠です。今回は、自己PRで真面目なこと、誠実なことをアピールするポイントやコツを解説します。

 

自己PRのポイントは?

「真面目」とはなかなか抽象的な表現でもあります。そのため面接の際で真面目さをアピールにするには、会社が求める「真面目」とは何か? を掘り下げる必要があります。就活の面接は、自身の人材としての商品価値をアピールする営業の場、と考えることもできます。つまり、面接は自身を売り込むプレゼンテーションです。

では、新卒の学生の商品価値とは何でしょうか?

ある程度、働いた転職者ならば、働いた実績があるでしょう。また、何度の高い資格や語学力などのスキルを持っている学生は当然価値はあるでしょう。しかし、多くの学生は、こういった、自分の商品価値をアピールする武器を持っていません。「若さ」くらいでしょうか?

採用する企業も、それは百も承知です。企業が新卒の学生に求めるものは「人格」です。人格の良い若い学生を、企業に役に立つ人材に育てることが人事の目標です。

面接やエントリーシートの自己PRでもっとも大切なことは、あなたの人格、人となりを伝えることです。

 

会社が求める真面目さとは?

 

会社が求める真面目さとは「勤める会社に対する誠実さ」、勤勉であることでもあります。

会社の仕事が楽しいと感じたり、やり甲斐を感じたりするようならば勤勉に働くことはさほど難しいことではありません。しかし、仕事の中には大変な仕事や面倒な仕事もあります。このように、不本意な仕事でも陰日向なく働く姿勢が勤勉さであり、仕事に対する誠実さです。

真面目に勤勉に働くということは、会社に忠誠を誓うこととは少し違います。
会社に対して多少の不満を覚えるのはごく自然なことであり、たくさん仕事をこなしている人ほど不満も多くなるかもしれません。
それでも自分が選び、多くの会社の中から決めた一社であり、雇用契約を結んだ会社なのだから、会社に利益をもたらすためにベストを尽くす、というような義理堅さが会社に対する誠実であり、会社が求める真面目さの形です。

つまり会社が求める真面目さとは、やるべきことをしっかりやる心構えです。
逆に、やるべきことを蔑ろにし、不満ばかり漏らす、というような姿勢がいわゆる不真面目な態度、ということです。

 

面接で真面目さをうまく伝えれば必ず高評価

会社組織の上層部などに社員に求める資質とは何か? といったアンケートを取ると、「真面目・誠実さ」は「元気のある人」と並んで必ず上位にランクインします。それだけ企業が社員に対して真面目さを求める思いは普遍的な要素なのです。

では面接の場で、真面目さを上手にアピールするにはどうするべきかを考えてみましょう。実際に面接の場で「あなたは真面目な性格だと思いますか?」というストレートな質問を受ける場合も多いです。

面接の際に真面目さをアピールするには、上記のように面接官に直接的に真面目さを聞かれるパターンと、自分が発言する時に、その発言内容から真面目さを伝える、という2つのパターンがあります。

面接に臨む前に必要な、真面目さをしっかり伝えるための準備とは、この2つのパターンを意識して、それぞれ準備しておくことです。

面接官から直接「真面目ですか?」と聞かれたら

企業側も真面目な人材を切実に求めているため、面接の際に真面目さを問うような質問を受ける場合は多々あります。これは真面目さをアピールするチャンスと考えるべきです。

ではどのように答えるべきなのでしょうか。

「自分はとても真面目な性格だと思います」だけでは面接官に真面目さを伝えることはできません。真面目さを客観的に感じとるための情報に欠けています。

面接官に自身の能力をアピールする場合、真面目さを伝える場合に限らず、具体的なエピソードを交えて伝えるのがとてもわかりやすく伝えるコツです。

上記でも解説したように、会社が求める真面目さとは勤勉さが過分に含まれるため、何かをコツコツと続けて成果を得ることができた、というようなエピソードが適しています。

 

一般的に学生時代に経験したアルバイトなどは社会ではあまり役に立たず、アルバイトでの活躍もアピールとしては弱いというのが定説です。しかしアルバイトでも長期間、それなり過密なシフトを一度も欠勤すること無く勤めたというエピソードは勤勉さをアピールするには有効です。

高校や大学など、義務教育より上の教育機関で無遅刻無欠席の場合、それも真面目さを物語るエピソードになり得ます。

 

とにかく真面目さ=「継続すること」という成分がとても強く含まれるため、自分の今までの人生で、一番継続できた何かを題材にして真面目さをアピールするエピソードを語るのがおすすめです。

大切なことは真面目だと感じるエピソードを語ることで、「真面目」という言葉を使う必要は必ずしもありません。むしろ「真面目」という言葉を過剰に使ってアピールするのはあまり上手いやり方とは言えないのです。

 

自分から真面目さをアピールするとき

面接官から直接、真面目かどうか?の質問を受けなくても、面接全般を通して真面目さをPRすることも可能です。

例えば面接の際、最初に自己紹介を求められることが多いと思います。
面接の場での自己紹介とは、今まで自分が何をしてきたかを語り、自身の人物像を伝えるのが主な目的です。例えば学生時代に海外に留学経験があったり、頻繁に海外で過ごすことが多かったりした経歴は外資系の会社にとっては評価するべき点です。このようにただ自己紹介する場合でもその会社にとってプラスの評価になるような要素は積極的に盛り込むべき、ということです。

真面目さや誠実さをアピールするのも同様で、面接の際の定番となる質問である自己紹介や志望動機を聞かれ、答える際に真面目さをアピールすることも可能です。

例えば志望動機を語る際に、「自分なりに御社について調べたのですが、御社の製品はどれも一手間かかった丁寧な作りが印象的で、会社全体に丁寧さを重んじる真面目な社風を感じました。自分はその社風にとても共感し、御社に勤め、真面目な製品作りに取り組みたいと考えます」といった答え方をすれば真面目さを重んじる性格を自然と伝えることができます。

以上のように、自己PRしたい点はなるべく具体的なエピソードで伝えることを心掛ければ、あらゆる発言にアピールしたい点を盛り込むことが可能になり、「面接の本質はプレゼンテーションである」という考え方にもつながります。

エントリーシートで真面目さをアピールできるか?

通常、面接の前にはエントリーシート(通称:ES)を書いて志望企業に送付する書類審査があります。
書類の記載は手書きとワープロどちらがいいのでしょうか?カラフルにデコレーションするのは本当に有効なのでしょうか?

エントリーシートとは、いわば紙の面接です。
覚えておきたいのは、面接官にとってエントリーシートは読まなければいけないものではなく、読んで興味が湧いたエントリーシートが書類審査に通る、ということです。

面接官は読みたく無いと思ったエントリーシートは後回しにして、最悪読まずに落とされます。特に志望者が多い人気の企業はこの傾向が強いと考えるべきです。

長文を書くのが誠意につながるのか?といえばそうでもなく、読む側の立場を考えれば文量は適度で、読みやすい文章がベストなのです。

真面目さをアピールする点でも、エントリーシートは読みやすい文章で過不足なくまとめることが一番なのです。
エントリーシートは報告書を書くような気持ちで丁寧に書くのが正しい心構えで、真面目さも伝わります。読みやすさを重視するべきです。

■自己PRのネタ集 作り方と書き方を例文付で解説(まとめ)


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