自己PRで「責任感」押しで行くときの注意点

自己PRで「責任感」押しで行くときの注意点

自己PR

就職活動の自己PRで「責任感」を売りにしたい就活生も多いでしょう。今回は、エントリーシートや履歴書、面接で就職活動で責任感についてアピールしたい就活生向けに、そのコツを解説します。

会社が社員に求める責任感とは何かを考える

責任感の強さは面接の際の有効な自己PRとなります。その理由は、基本的に会社は社員に対して責任感を求めるからです。
ではなぜ会社員には責任感が必要なのか?を考えてみましょう。

「責任感」という言葉は漠然としています。それは責任感という言葉には色々な意味やニュアンスが含まれるためです。そのため、会社が社員に求める責任感とは何かと考えた方がより明瞭な答えが見えてきます。

会社で社員として働くということは多くの社員の一人として、社員同士で協力して仕事をするということです。そのためには仕事は一人一人分担し、それぞれ自分の仕事を受け持つことなりなります。基本的に自身に与えられた仕事は自分がやらないと進捗しません。

一人一人が与えられた仕事を処理できるから会社全体の運営が円滑に進み、逆に考えれば100人中、2、3人でも不備があると、それは全体に波及する可能性があります。その際は周囲でフォローできるのも大勢で仕事をする強みです。しかし円滑に仕事をするには、自分に与えられた仕事は自分の「責任」において行うことがベストです。

場合によっては自分の手に余り、納期までに処理が不可能となることもあり得るでしょう。その場合はそれをなるべく早く上司に伝えることも責任感のある行動です。
なるべく早く不備を伝えれば周りもフォローしやすく、不備の影響を軽減することもできます。

つまり良くも悪くも自分に与えられた仕事をうまく調整するためにベストを尽くすことが、仕事に対する責任感であり、大勢で目標達成を目指す会社組織にとっては不可欠な思考ロジックなのです。

仕事を任せる側の立場で考えても、大事な仕事ほど責任感のある人物に任せたいと考えるのは当然の理屈です。

 

具体的なエピソードを語ると伝わりやすい

面接の場で面接官に責任感の強さを伝えるにはどうすれいいのでしょうか?

会社が社員に求める責任感は「誠実さ」や「意欲」、などと並んでとても重要な要素のため、面接官の方からズバリ、「あなたには責任感がありますか?」と質問される場合も多いでしょう。この質問はまさに自身の責任感をアピールするチャンスです。しかしこの場合もで「私は責任感が強い方です」や「私の強みは責任感が強いことです」と言った答え方はイマイチです。面接官はそれが本当かどうか確かめることも参考にすることもできないからです。
上記のような答え方では最悪の場合、自己PRが弱い=意欲が足りない、といった印象を持たれてしまいます。

面接官から受けるどんな質問にも共通することですが、できるだけ具体的なエピソードを語るほうが相手に伝わります。
もし上記のようにただ「責任感がある方です」としか答えられなかったとして、面接官がさらに「ではあなたが責任感の強さを発揮したエピソードを教えてください」という形で質問をしてきたら、これは親切でチャンスを与えてくれたということであり、決して鋭く突っ込んだわけではありません。

面接での自己PRはできるだけ具体的なエピドードで語ることがコツです。これはプレゼンテーションの際に具体例を挙げて商品や企画の魅力を語ると伝わりやすいという理屈と同じです。本稿の冒頭で述べたように、面接とは自分を売り込むプレゼンの場なのです。

 

自己分析で責任感を発揮したエピソードを抽出する

責任感の強さを面接官にアピールするためには実際に責任感の強さを感じるようなエピソードを語るのが一番です。そのため面接に臨む前に具体的なエピソードを考えておくべきです。
しかし責任感と言われるとちょっと自信がなく、自分の責任感を誇れるようなエピソードなんて思い出せない、という人もいるかもしれません。
もちろん瞬時にそのようなエピソードが思い出せる人は少ないでしょう。誰でも自分の歴史をエピソードとして客観的に語るのは難しいものです。

そのため今回のように、自身のエピソードを語る必要がある場合はそれなりに自己分析とその掘り下げが必要になります。これが面接に臨む前に必要な準備といえます。

そもそも日本人は非常に義理堅い性質で、責任感が強い傾向があります。
友人の頼みを断れないのも友人という立場からの責任感が働いている心理と考えていいでしょう。もっと突っ込んだ考察をすると、根本的に日本人は無責任を恥と捉える文化が根付いていると思われます。このような感覚にさほど違和感が無ければ、人並みの責任感を持ち合わせているということになり、過去に責任感を優先して行動した経験もあるはずです。
以上のように順序立てて考察していくことが自己分析の掘り下げであり、面接やプレゼンの時に話す内容を考える際に役立つロジックです。

 

面接での何気ない質問からも責任感をアピールする

面接の場において自身の責任感をアピールするチャンスは、面接官から責任感について質問受けた場合のみではありません。
例えば、面接官からの質問で、「あなたの欠点は何ですか?」というような、ちょっと意地悪な、ネガティブな質問を受ける場合もあります。

面接の際に受けるネガティブな質問は基本的に、心理的にグラついたときに、持ち直せる能力を試している、と考えてOKです。このような面接官の真意を考慮すると、正直に自身の欠点を言っても評価が少し下がるだけで、正直者であるという高評価を得ることはないでしょう。
欠点を聞かれても、考えようによっては長所にもなるような答え方をするのが望ましい回答であり、こういった部分に責任感の強さをはめ込むことも可能です。

例えば「自分に与えられた仕事は責任をもって出来るだけ完璧にこなしたいと常に考えてきました。そのため必要以上に時間や手間をかけてしまう悪い癖があります」という答えなら、欠点でもありますが役立つ要素にもなります。そして仕事に対する責任感をアピールする内容にもなります。
もし上記の例文に近いような経験が過去にあるなら、それは責任感をアピールするエピソードにもなり、さらに欠点は何?という答えにくい質問で評価をプラスにすることも可能となるのです。

まとめ

就活の面接で「責任感」をアピールすることはとても大事です。
会社側も責任感の強い人材を切実に求めているため、面接の場で責任感について質問を受ける可能性は極めて高いです。そのため自身の責任感に関する自己PRは必ず準備しておくべきです。

会社が社員に求める責任感とは、与えられた仕事を自分の責任において管理する能力です。
人間は必ずミスを犯す生き物であり、会社側もそれはよく承知しています。そのため自分の仕事にミスや不備があったらすぐに報告するのも責任感であり、早い段階で対応すれば被害も少なくて済みます。つまり責任感のある人に仕事を任せれば何かと安心なのです。

面接の場で責任感をアピールするには、実際にあったエピソードを語るのが有効です。具体的なエピソードの内容に責任感が見えれば第三者である面接官でも客観的に理解することできるため、とても納得のいくプレゼントして受け入れられるでしょう。

面接官がどんな質問をしてきても、たとえネガティブな内容の質問であったとしても、それらは全て自己PRのためのチャンスと考えるべきです。
例えば短所を聞かれても、一見短所だけど、考えようによっては長所にもなるような答え方は可能で、責任感の高さをアピールすることもできます。
大切なことは、面接は自分という人材を売り込むためのプレゼンの場で、質問に対する全ての回答は自己PRにつなげるように考えることです。

 

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