自己PRで「資格」をアピールするときの注意点

自己PRで「資格」をアピールするときの注意点

自己PR

有効な自己PRの方法の1つとして挙げられるのが「資格」です。
エントリーシート(通称:ES)の上で、自己PRをいかに表現するかで悩む就活生は多いです。
すでに取得している資格は、自分の力をアピールするための絶好の武器です。
しかし、いくら実力があっても、上手にアピールできなくては意味がありません。
上手な演出によってあなたの武器を光らせましょう。

武器の光らせ方は見せ方次第?

資格に言及する部分ではオリジナリティを存分に出して採用担当者に印象にを与えましょう。
アピールの失敗例は、資格が前面に出過ぎているケースです。

とにかく「わたしはこの資格を持っています!」という思いは伝わるかもしれませんが、本当に伝えるべき点はそこではありません。
担当者が本当に知りたいのは、「その資格を持っていることのメリットが何なのか」、そして、「その資格を持っているあなたは会社にどのようにして利益をもたらすのか」、という二点です。

厳しい言い方をすれば、就職活動をしている学生が持っている資格で、社会に出てすぐに実践で役立つ資格は限られています。

転職者であれば、資格をベースに積み重ねてきた実務経験についてアピールすると、企業側が「いますぐ欲しい!」となることもありますが、学生が持っている資格にキャリアが伴っていることを期待すること自体が現実的とはいえません。

そこで、資格そのものを全面的に目立たせるのではなく、「なぜその資格を取ろうと思ったのか」「その資格を取るためにどんな努力をしたのか」といった点を絡めてエントリーシートに記入することをおすすめします。

 

ウソをついたり盛ったりするのはNG

エントリーシートにウソを書くことはやめたほうがいいでしょうか?

当然モラルの観点からしてNGです。
過激な就活生応援講座などでは、「絶対にバレない書き方」などを教えているところがあるようですが、ウソを書いてまでして資格をアピールするメリットはありません。

仮に美しく隙のないエントリーシートが完成して書類選考を通過したとしても、面接の段階でバレてしまう、怪しまれてしまうことがよくあります。

最近の面接官は「学生がウソをつく可能性があること」を承知の上で、巧みに事実を暴くための質問をしてくることがあります。
つじつまが合わなくなってしまうと、「怪しい」「ウソをつく学生は言語道断」と落とされてしまいます。

完全にウソをつかなくても、少し盛ってしまう。これもよくあるパターンですが、NGです。
少しでも自分を良く見せたいという気持ちも分かりますが、正直にありのままの自分を伝えるほうが企業に良い印象を与えることができます。

 

勉強中の資格や興味のある分野にも触れる

基本的にESには、過去の自分、頑張ってきた自分について書くと思っている人も少なくないようです。
しかし、もう少し自己PRの視野を広げて、今の自分、これからの自分について書くことがあれば積極的に含めておきましょう。

たとえば、いま取り組んでいることが何かあるでしょうか?
何かの資格を取るために勉強していますか?
これから取得したいと思っている資格がありますか?
これから取り組んでいきたい何かがありますか?

そんな真摯な自分をしっかりとアピールできれば、たくさんある書類の中でもひときわ輝いて見える書類になること間違いありません。

いまの自分、将来の自分について書いたならそれで満足するのではなく、こんどは相手、つまり採用担当者の目線で読み返してみましょう。

あなたについてどんな印象を受けると思いますか?
ポジティブな印象を受けて、「会社にとっておもしろい人材かもしれない」と思ってもらえるなら大成功ですね。

 

自分の特質をアピールすることも忘れない

資格というと、どちらかといえば自分の肩書き部分になってしまいますが、「自分らしさ」を上手に伝えることも大切です。
自分個人としての力というより、会社の一員になった場合の自分をPRできます。
「サークルでは協調性があると言われていた」。
「一つのことに忍耐強く取り組める。多少の困難があるとかえって頑張れるタイプ」。
「理不尽なことに直面しても、そこから何か学べるのではないかと考える」。
こんな形で、これまでの人生で培ってきた良い特質を上手に伝えてください。
そうすれば企業側は、「まだ社会に出ていないのにこれだけできているなら、社会人としてきっと大成するに違いない」と考えてくれるわけです。

とくに近年の会社では、人間関係の問題によるトラブルや訴訟、ちょっとしたことでの離職などが悩みの種になっているだけに、人事担当も「人となり」にはこれまで以上に注目している傾向があります。
持っている資格という武器を上手に輝かせながらも、自分という人間をバランスよくPRしてくださいね。

 

まとめ

最後になりますが、就職活動中の学生の多くは自己PRに慣れておらず、得意としていません。
だからこそあなたは、自分の資格や性質を積極的にアピールしていくことで差別化を図ってください。
謙譲の美を意識するあまり、あいまいな表現を使ってしまうのは本当にもったいないです。
自分はこうです!と胸を張ってください。

 

■自己PRのネタ集 作り方と書き方を例文付で解説(まとめ)


お気に入りにする
就職活動やインターンの情報満載 学生のためのメディア 「キャリアゲイト」の編集部です。 学生の役に立つ情報を配信していきます。