自己PRで部活をアピールにする場合の注意点(例文)

自己PRで部活をアピールにする場合の注意点(例文)

自己PR

ここでは、学生時代の部活をアピールする場合の、就活における自己PRについてご紹介します。就活での自己PRは、会社(採用担当者)にとっては「応募者がどんな人か、その人間性を知りたい」という尺度の一つです。履歴書では、限られた枠内の文章ですからなかなか詳しく書けませんが、その内容によって選考に大きくかかわるため、履歴書に書かれた文章のインパクトは非常に重要です。

就活で「部活で鍛え上げた体」を自己PRする時の注意点

自己PR例1
『私は、幼少期から柔道を続けてきています。大学では、地方大会決勝までいきました。それに至るまでには、ケガに悩まされたり勉強との両立で苦しんだりしました。しかし、ケガをしているときのリハビリの経験や担当の先生への感謝の気持ちは、ケガをしてみなければわからない非常に貴重な経験だったと思っています。また、勉強については、部活を休む時には休んで勉強に集中するようにしてきました。この体験は大きいと思っています。貴社でお世話になることになれば、私の体験は活きると思っています。』

ポイント1
就活の履歴書で自己PRをする場合に、部活そのものをアピールしても仕方がないという考え方もあります。この方のように「柔道を幼少期より続けています。」という場合でも、単に「続けてきた」「部活で決勝まで進んだ」というだけでは、採用担当者の心に響きません。その過程で「何を学んだのか」が重要になります。この場合ですと、リハビリで得た精神力や忍耐力が自分の自己PRになっています。また、入社してもONとOFFの区別ができる人だという印象を与えます。

面接では、あなたの鍛え上げた体つきは、間違いなく自己PRできます。同時に、「何を学んだか。」という質問が予想されますので、苦しいリハビリ経験の一場面を詳しく説明して、こんなに強靭な体なので、多少の困難には負けない精神力も兼ね備えているなどと語るようにすればいいでしょう。

就活で「部活で培った協調性」を自己PRする時の注意点

自己PR例2
『私は商業大学を出ています。バスケットが好きでしたが、大学にありませんでしたので、バレー部でお世話になることにしました。技能的には劣る(ほぼ初心者のような状態での入部)私でしたが、レギュラーは無理でもキャプテンは取ってやるという強い気持ちで4年間臨みました。努力を重ねた結果、4年生の時にキャプテンになることができたのです。監督が「キャプテンはお前しかおらん。」と太鼓判を押していただいたことが忘れられません。試合にはあまり出ることはなかったのですが、部員をまとめる力、どんな人とも協調していくコミュニケーション能力には人に負けない自信があります。』

ポイント2
協調性やコミュニケーション能力は、体力とは違って、継続をしていてもなかなか身に付くものではありません。持って生まれた要素も大きいでしょう。しかし、就活の自己PRでは、採用担当者の目から見ますと、手が出るほど欲しい存在になっていることも事実です。若手の中で、誰をリーダーとして育てていくかということを考えた時に、部活で学んだ「人との関わりがうまい人材」は重宝されます。

面接では、まさしくコミュニケーション能力を試される場です。大いに自己PRをすればいいでしょう。「若手の中で、あなたにリーダーを任せるとすると、どんなリーダーになりますか。」という質問がきたとしましょう。「私は、メンバーと公私ともにコミュニケーションを積極的に取っていきます。その中で、一人一人の個性を大切にして、「ここは頼めるかな」と気軽に声掛けができるようにしていきます。

就活の履歴書で、部活で培った忍耐力を自己PRする時の注意点

自己PR例3
『忍耐力は私のとりえだと思っています。私は大学時代、テニス部に所属して4年間、勉学については最優先させながらもレギュラーとしてやり抜きました。技能的には、あと一歩力不足のため、戦績はベスト4止まりですが、レギュラーの座だけは渡さずにやってこられたことを誇りに思っています。

部活を続ける中で「レギュラー確保」のために努力したことは、基礎練習の繰り返しです。ありきたりな言葉ですが「雨の日も風の日も冬の厳寒の中でも努力を続けました。この努力は、私に、忍耐力という素晴らしい宝物をくれたと思っています。貴社でもしんどいこともあるでしょうが、それに耐えうる忍耐力とコツコツと続けて得た知識を生かしていければと思います。』

ポイント3
採用担当者は、企業によっても忙しさの大小はあるでしょうが、残業に耐える忍耐力というよりも、忙しい時にやり抜いてくれる力や、辛抱強く顧客や取引先との対応を任せられる人材を求めています。ですから、部活で得た忍耐力を自己PRすることは、大きな武器になります。

面接では、「基礎練習の繰り返しということですが、どういう点で苦労しましたか。」という質問が予想されます。その時には「こんな練習をしました」ではなく、他の部員との違いを示す方がわかりやすいでしょう。「部員のほとんどは、全体練習のみでしたが、私は休日返上で、筋トレや素振り、コートでの練習、また、夜のランニングを繰り返しました。他の部員よりは練習量や質が違っていたと思います。」というような答え方です。

就活の履歴書で、部活で培った「挫折を乗り越えた経験」を自己PRする時の注意点

自己PR例4
『私は大学時代に貴重な体験をしてきました。それは、友人(部員)とのトラブルです。吹奏楽を3年間続けていたある日、先輩がいない時の練習量の考えに相違が生まれ、夜中まで結構激しいやり取りをしました。私も彼もこんな激論を交わしたのは初めてでした。結局、多数決で友人の考えが取り入れられたのです。

その友人とは仲はよく、しかし、譲らないところはお互い譲らず、決まったことには従い合うという関係です。ですから何度か、挫折を味わったこともあります。ただ、このことは、議論を交わすという意味で、私を大きく成長させてくれたと思っています。貴社でも、この部活の体験が活かされるものと思っています。』

ポイント4
部活でよくある挫折を乗り越えた経験も、採用担当者の目を引きます。このような経験は、部活や大学祭などの実行委員などをされた方にも、多かれ少なかれあるでしょう。ただ、印象が良くないという考えから、書くことを避ける方もおられます。挫折でしぼんでしまったのなら書いてはいけませんが、挫折を乗り越えたことは、大きな自己PRになります。

面接では、生々しい体験談を通して、強くなった自分自身のことを話すといいでしょう。採用担当者の中には「激論を交わした相手の方とは、今どうですか。」という聞き方をされる方もあるでしょう。単なる言い合いやけんかであっては困るからです。あなたの答え方は「挫折を味わわされた相手と今も友人関係を続けています。議論はしますが。」でいいでしょう。

 

自己PRで部活をアピールにする場合の注意点 まとめ

就活で、履歴書の自己PRで部活をアピールしたいのですが、限られた枠内の文章ですからなかなか詳しく書けません。ですから、履歴書に書かれた文章のインパクトは非常に重要です。部活で培った精神的な部分を書かれる方が多いです。その培われた精神力をどのようにして手に入れたか、また、その力を会社でどう活かそうとするかを簡潔にまとめて書くことが大切です。

 

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