「昔は母子家庭の子は取らなかったんだよ。なぜかわかる?」本当にあった圧迫面接(事例集)

「昔は母子家庭の子は取らなかったんだよ。なぜかわかる?」本当にあった圧迫面接(事例集)

圧迫面接

就活生にとって、イヤな「圧迫面接」。今回は、地方銀行の面接で、実際にあったケースです。

面接で、家族に関する質問は、してはいけないことになっていますが、閉鎖された会議室の中では未だにこのようなことが行われています。

圧迫面接に遭遇したときに困惑しなしように事例を頭に入れておきましょう。

 

プロフィール

性別:男性
入社試験を受けた会社:金融業界(銀行)
タイミング:新卒の就職活動

 

地方銀行の面接で

私が失礼な質問をされたのは、ある地方銀行の2次面接を受けていたときです。

面接官は、50代後半と思われる男性役員と、若い男性人事の二人でした。

しかし、人事の方はほとんど口を開かず、主に質問や会話の受け答えをしていたのは、50代の役員でした。

 

親が貧乏だと、横領のリスクがあるからね

よくある定番の質疑応答を終えたあと、その役員から突然「ご両親は何をされているの?」とたずねられました。

家族に関する質問は、タブーであることを知っていたので困惑しました。

人事の担当者ならば当然知っているはずなのですが、人事の若手はこれを止めませんでした。

咄嗟のことだったので、私は正直に、「母はパートで、父は子供の頃に離婚してから会っていないのでわかりません」と答えてしまいました。
(あとになって、正直に答えなかった方がよかったのかなと後悔しました)。

すると、その役員は苦笑を浮かべ「昔は母子家庭の子は取らなかったんだよ。なぜかわかる?」と再び質問をしてきました。

私が「申し訳ございません。わかりません」と答えると、その役員は「親が貧乏だと、横領のリスクがあるからね」と笑いながらその理由を説明しました。

私はそれを聞いた時、開いた口が塞がりませんでした。

直接ではないにしろ、暗に『私がそういったことをするかもしれないから警戒している』と言われているような感覚になりました。

もちろん、他の銀行や企業の面接でそのようなことを言われたことはありませんし、そもそも家庭について詮索されたことすら一度もありません。

まさかこの時代にそんな差別ともなりかねないようなことを言う人がいるとは思いませんでした。

私は引きつった笑みを顔に貼りつけたまま、黙ってその場を遣り過ごしました。

 

面接に立つ者のモラル

そして後日、3次面接の日時の連絡が来たのですが、こちらから面接辞退の意向を伝えました。

あのような人が上に立つところで、仕事をしたくないと思ったからです。

ただ、その銀行に対しては、特に何も感情は抱いていません。おそらく、個人的な問題だと思うので。それでも、面接に立つ者のモラルはしっかりと教育、管理をしていて欲しいとは思います。


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