就活のグループディスカッション対策 進行の鉄則を学ぶ

就活のグループディスカッション対策 進行の鉄則を学ぶ

グループディスカッション

当日まで。お題が分からないグループディスカッション。自己PRと違い事前に準備がしにくいため苦手な就活生も多いのでは? でも、どんなテーマが出ても、グループディスカッションの基本的な流れや、まとめ方の鉄則を知っておけば安心ですよね。今回は、採用選考で避けられないグループディスカッションやグループワークの進行の流れや、まとめ方のポイントを説明します。

グループディスカッションでの評価ポイント


グループディスカッションでは、基本的に正解のないテーマについて議論を行いつつグループとしての結論を出していくことが求められます。就職活動における他の面接と一番の違うポイントとして挙げられるのが、面接官に対する直接的な自己アピールではなくグループとして議論や発表の様子を通したアピールが重要視されている点でしょう。

面接官は全体を通して各々が議論の中でどのような役割を果たし、チームにどうやって貢献していくのかをチェックしています。そこでは面接官によって書類選考や筆記試験などでは判断することができない能力、例えば協調性やコミュニケーション能力といった対人関係調整力、課題に対して論理的に反応していく思考力やチーム内で役割を果たす能力の観察がなされているのです。

グループディスカッションでの議題テーマは当日発表されるため、準備のしようがないとしても、あまり対策をぜずにその場に臨む学生もいます。しかしグループディスカッションでは、グループならではの対策ポイントを意識しておくと大きな武器になります。

■評価ポイントをより詳しく!

グループディスカッションの基本は時間管理から

グループディスカッションの対策ポイントを知る前に、全体像について知っておく必要があるでしょう。
はじめに人事担当者からグループディスカッションのテーマや制限時間、注意事項などについての説明がなされます。グループディスカッションが開始した後、グループ内での自己紹介をしてからそれぞれ役割分担の割り振りしていくこと方法がセオリーです。

役割は主に「司会(リーダー)」「タイムキーパー(リーダーの補佐)」「書記(議論の要点整理と書き留め)」の3つで、その他の参加者はテーマに沿った議論を進めていくことになります。

与えられたテーマに対してタイムスケジュールを組んで時間配分をし、決められた時間内で結論を出していきますが、ここで最も意識しなくてはいけないことはグループディスカッションには厳しい時間制限があるということです。時間はおおよそ30分から45分というパターンが多いので、議論に入る前の段階で議論のタイムテーブルを決めておきましょう。最初に時間配分をすることで効率的なディスカッションが可能になります。時間に関する決まりは、絶対忘れてはならない鉄則なのです。

 

グループディスカッション具体的な時間の配分は?

お題にもよりますが、グループディスカッションの進行要素は下記4つになります。

  1. 論点の絞込み
  2. ブレインストーミング(ブレスト)
  3. ブレストの整理と結論
  4. まとめ

まず最初に話し合う論点を絞り込みます。多くは抽象的なテーマが多いため、ここで絞り込まないと話が散漫になり、最終的にまとまりません。そして次に、論点に対して自由に話し合うブレインストーミングです。その後、ブレストの内容を整理して結論を決め、最後に、発表できるように論理的に文章にまとめます。

ポイントは、3の「ブレストの整理と結論」です。いろいろな意見を調整して結論を出すために10分以上は欲しいところです。4の「まとめ」も余裕を持ってここも10分程確保できれば理想です。

論点整理はグループディスカッションの要

グループディスカッションの成否は、前述の1番にあたる「論点の絞込み」です。最初に論点を整理して課題が共有できるかがポイントです。

出題テーマは抽象的な例が多く、例えば「差別を防止するには」というテーマに関しても「性差別」なのか「外国人差別」なのか、「お店の売上を2倍にする」というテーマに関しても、オフィス街のお店なのか学生街のお店なのか過疎地でのお店なのか、課題が全く異なります。話が散漫にならないように、対象を具体的に絞込むことから始めましょう。

次にブレインストーミング(ブレスト)です。絞り込んだ論点で発言をしていきましょう。発言の基本は、結果から話すこと「○○と思います、何故なら~」とういように端的に話せれば意見は伝わりやすいです。

そして大切なのは、議論を円滑に進行する配慮です。相手の話をよく聞く姿勢、相槌をうち、発言できていないメンバーがいたらば発言を促す配慮したり、メンバーを気遣いつつ議論をリードできれば理想です。また、ブレストに長い時間をとるのは得策ではありません。意見が多くなり、まとまらなくなりがちです。きちんと厳しい時間管理をしましょう。

グループディスカッションでの整理とまとめのポイント

グループディスカッションで、最も難しいことが「ブレストの整理と結論」です。「話がまとまりませんでした・・・」というのは、当然ながら良い評価ではありません。そのためには10分以上の時間をさくことが理想です。

「まとめ」をつくるのに、まず最初にやるべきことは議論の整理です。まずは、個々の意見を列挙して、大きくグルーピングし、対立点や類似点を客観的な視点で整理しましょう。そこから、特定のAさんの意見を強化していくのか、AさんとBさんの意見をミックスしていくのか、方向性を決め結論を導きましょう。

ここで、多数決の採用は避けましょう。大切なことは合意を形成することです。自分の意見が取り入れられないからと言って評価が下がることはありません。腐らずに議論をまとめることに貢献する姿勢が評価されます。


グループディスカッション「まとめ」の作り方

「ブレストの整理と結論」の後は、具体的な文章にするグループディスカッションの「まとめ」になります。せっかく良い意見でも、「まとめ」が上手でないと、相手に伝わりません。ここでも10分程度時間がとれれば理想です。

まとめの作り方として「PREP法」が効果的です。この方法にそって、文章を構成しましょう。
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)

ディスカッション内での発言同様、「結論から伝える」ということです。分かりやすい伝え方を意識し、簡潔に伝えることでスマートな印象を与えるます。

グループディスカッションは当日のテーマ発表となり、企業によってもディスカッションテーマは様々です。対策が難しいと思われている学生も多いかもしれませんが、基本を覚えておくとスムーズに進めやすく良い結果に繋がりやすくなりますよ。
■就活に強くなる グループディスカッションのコツ・テクニックを総まとめ


お気に入りにする
就職活動やインターンの情報満載 学生のためのメディア 「キャリアゲイト」の編集部です。 学生の役に立つ情報を配信していきます。